Satsuki Laboratory's blog

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和光大学現代人間学部身体環境共生学科大橋さつき研究室の活動報告ブログです。

「ムーブメント教育・療法」や「ダンスパフォーマンスプロジェクトMerryZome(メリーゾム)」、
研究室、ゼミ生の活動をお伝えしています。

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 2014年3月15日(土)、2013年度最後の和光大学岡上出張ムーブメント(岡上こども文化センター内で開催される親子ムーブメント)が実施されました。
 
 3月は別れや巣立ちの季節ですが、昨年度同様、卒業する4年生にとっては特別な日になったことと思います。
(昨年度の活動報告は、コチラ
 
 いつものとおり、フリームーブメントで十分に自由遊びを体験した後、4年三人娘が集団プログラムをリードしました。
まずは、リクの元気な声で「走行・歩行ムーブメント」が始まり、リズムに合わせてみんなで歩いたり走ったりしました。
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フリ−ムーブメント中は、産まれたばかりの赤ちゃんを何度も愛おしそうに覗き込んでは幸せそうな笑顔を見せていました。楽しい!嬉しい!を全身で表現していつも周りをハッピーにしてくれたリク…。卒業後は厳しいことにも出会うと思いますが、これからも変わらず大切な人たちの中で笑顔で居ることができるように、その方法を追究していってください。卒業おめでとう!

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 つづいては、リサがお名前呼びを担当しました。子どもの目をしっかり見て丁寧に対応し、一人ひとりの子どもの表現を温かく受け止めていました。

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リサは、ムーブメントの活動に参加しはじめた頃に、交通事故で脚に大怪我をしてしまい、長い間自由に動くことができずにいました。悔しい想いもしたことでしょう…。けれど、そのおかげで、場全体を把握する力がついたのだとも思います。4年になってからは、準備の段階から、無理なく各々ができる役割を果たしながら支え合っていくことの意義を考えて、言動で示してくれていたと感じています。最後のプログラムでは楽しそうに思い切り動きまわっていて、とても嬉しくなりました。動くことが生命の源であることを痛感した学生生活だったと思いますが、きっとこれからの仕事にも活きてくると思います。卒業おめでとう!

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 そして、三人目のリーダーは、ジュンです。岡上の子どもたちにはすっかりお馴染みの「いつもの」ダンスムーブメントですが、きっと特別な想いでリードしていたと思います。
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一番古株で、先輩たちの活動を引き継いだ責任の重さに何度も苦しんだことと思いますが、自分自身にとっても必要な場だと感じたからこそ守り通したのでしょう…。身体で表現することに不器用なまでに貪欲だからこそ、「共に生きる場を共に創る」ことに挑み続けたこの岡上での活動は、ずっと彼女の支えになってきたと思います。人々の繋がりの中で節目を迎えられてよかったです。ジュン、卒業、本当におめでとう!

 さて、ダンスムーブメントの終盤から、手を閉じたり開いたりする動きを基本とした「ぐっぱ〜」のプログラムが、はな紙を「ぎゅっ」と丸めて、「ぱ〜っ」と放す動きに応用されて、遊びが展開していきました。
紙を丸めては放り投げるだけの単純な活動ですが、子どもも大人も夢中になって楽しんでいました。
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そして、あたり一面に散らかったはな紙をお花に見立てて壁に飾る活動に移りました。
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色を確認したり、高い所に飾ろうとしたり、色々とお話しながら取り組んでいました。

 お花が色鮮やかになった部屋をみんなで見回して、あれ?黄色のお花がないね…?とリーダーがつぶやき、今日のテーマ「たんぽぽ」をイメージした活動へと進んでいきます。

 サーキットプログラムでは、子どもたち一人ひとりがたんぽぽのわたげになって冒険の旅に出ます。
魔法のスカーフトンネルを抜けると、胸に綿をつけてもらってわたげちゃんに変身です。
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今回のプログラムでは、パパやママ、スタッフの身体が遊具として大活躍しました。

まずは、人間トンネルをつくりました。
環境ができあがった瞬間に、リーダーが指示をしなくとも子どもたちは次々にくぐっていきました。
股の下をくぐる子どもたちに、大人の自然な言葉がけもあって素敵でした。
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次に、人間蜘蛛の巣〜。
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どこに隙間があるかな〜?、子どもたちは、環境をよく見てから、自分で決めた場所を上手にくぐり抜けていきました。
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そして、人間丸太橋…。
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大人が上手にローリングすると、子どもはスーパーマンのように進んでいくこともできます。
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さらに、人間で山谷を表現…。
子どもたちは、大人の背中に登って渡っていきました。
渡りやすいように、背中をできるだけ平らにしようとしたり、隙間を空けないように工夫したり、
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小さな子どもやちょっぴり恐る恐るの子どもには、声をかけ合いながらベルトコンベアみたいに抱っこで送っていったり…、
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ダイナミックなチャレンジに、全身で応えようとしたり…、
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大人側の「身体で応える力」が試されたプログラムでもあり、共に集い遊ぶ人同士が互いに環境であることをあらためて実感できる場だったと思います。

 冒険を終えたわたげちゃんは、たんぽぽの花をイメージした黄色の手袋をゲットして、
小さな花たちになって元気に遊びました。

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 そして、黄色のスカーフでみんなで大きなたんぽぽの花になりました。
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 さいごは、大好きなパラシュートプログラム…。
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一人ひとり乗って揺れを楽しんだり、
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たんぽぽのイメージで黄色と白の風船を乗せて、楽しみました。

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 みんなで集まって、今日は何をして遊んだかな〜?っと、紙芝居を使って「ふりかえり」をしました。子どもたちが元気に答えていました。
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 岡上こども文化センターのムーブメント活動は、就学前のお子さんを対象としていますので、4月から小学生になる子どもたちは今回で卒業です。学生たちからは、みんなでたんぽぽになったときの写真をすぐに印刷して、記念のカードとメダルを渡しました。

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お仕事の都合で参加できなくなるパパにも…。
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卒業する学生の方もありがとうの絵をもらって、しみじみと喜んでいました。
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 地域の子どもと大人と次世代の若者たちが、集って共に遊んで「楽しかったね」を分かち合う…、ただ、それだけの活動なのですが、やはり、今の日本においては稀少なのではないかと、その意義についてあらためて考えました…。

 お陰様で、この岡上こども文化センターにおけるムーブメント活動に対して、学生たちは既に賞を受けています。
詳しくはコチラの記事を参照ください↓
「遊び種〜たんぽっぽ〜」 学生サポートセンター「学生ボランティア団体」助成に採択されました!(2013/01/24)
(その他、これまでの学生主催のムーブメント活動に関する過去の記事については、右のカテゴリー欄の「遊び種〜たんぽっぽ〜」(学生研究グループ)の活動 をクリックしてみてください。)

 また、今回は、「子どもたちがたんぽぽのわたげになって冒険する」ストーリーをテーマにしたプログラムになっていましたが、最初にこのテーマを学生たちが考案したのは、2010年にさがまちコンソーシアムの公開講座を担当したときでした。
室内プールと劇場という地域施設環境を活かしたドラマムーブメントで好評を得ました。
プログラムの詳細は、コチラ↓
 ★わたげちゃん 水の冒険!水の環境を活かした親子ムーブメントプログラム紹介
 ★みんなでつくろう!ドラマムーブメント〜わたげちゃん 光の冒険〜のプログラム紹介

活動が継続していく中で得た新たな気づきは、「同じネタ(テーマや活動案)で何度でも遊ぶことができる」ムーブメントの面白さです。
現在の学生たちは、先輩たちの過去のプログラムを参照したり真似したりすることで自然とムーブメント教育の方法論を理解することができ、施設や人数などの新たな条件に合わせてうまく応用することができています。基本となる型を身に付け、その上に新たな独自性を開花させていくというクリエイティブムーブメントの常道にも重なります。

 学生たちは卒業していきます。つまり、担い手が変わります。それでもコミュニティの財産としての遊びの場が継続して少しずつですが確実に発展していることは貴重な事実だと感じています。
ただ、このことが「偶然」や「奇跡」で終わらないためには、どんな仕組みが必要なのでしょう…。地域連携における大学の役割とその具体的方策とは…??? ここ数年卒業生を送り出した後は、そんなことについて、私なりに考えてみるのですが、あれこれ考えて答えが出ないうちに今年もまたバタバタと新しい学生を迎える準備に入ります…。

 春ですね…たんぽぽ 疲れやすい季節ですから、みなさまどうぞご自愛ください…うふハート
 
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