Satsuki Laboratory's blog

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ようこそ♪
和光大学現代人間学部身体環境共生学科大橋さつき研究室の活動報告ブログです。

「ムーブメント教育・療法」や「ダンスパフォーマンスプロジェクトMerryZome(メリーゾム)」、
研究室、ゼミ生の活動をお伝えしています。

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今日は、 クリエイティブムーブメントプログラムの紹介〜みんなで海底冒険〜(20120/09/03)の記事で、スイミーの絵本のように、みんなで大きな魚になって動いた活動の説明で、詳細は後日・・・・♪とお約束していた、「個人空間と共同空間」のお話です・・・。

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ムーブメント教育・療法の活動では、空間に対する身体の関係を知ることが基本となります。

個人空間とは、手足を広げてふれることができる範囲の個人を取り巻く空間のことを指します。

自分の個人空間の大きさを知るためには、できるだけ小さくなったり、あらゆる方向に手足を伸ばして大きくなったりして、自分の身体で届く範囲を確認することが有効です。
kuukan001.jpg
「どこまで届くかな」と言葉がけをしたり、音の強弱、高低で「小さくなる−大きくなる」のイメージを助けたりするとよいでしょう。

身体が球体の中に入っているイラストを見て、これがどんどん小さくなってきたり、内側から押し広げて大きなったりするようなイメージで動くと解りやすいでしょう。




一方、共同空間とは、複数の人間が利用している空間のことです。

共同空間は、グループに割り当てられた空間を自由に動き回ることで知ることができます。

例えば、子ども達に、部屋の中を走り回って、お互いにぶつからないようにうまく避けながら、部屋の隅々まで動いて回るように促してみてください。
空間の広がりを意識できないと自由に方向転換して移動することができず、身体意識の発達が十分でないと他者や障害物をうまく避けて動くことができません。

kuukan003.jpg
空間を自由に動くためには、身体の中心から、上下(垂直方向)・左右(水平方向)・前後(矢状方向)の3つ方向軸を把握することが大事です。
 
輪になって座り、全員でロープを持ち、上下左右にロープを持った手を動かしながら、方向性を確認したり、「右・右・右」と声に出しながら、ロープを右に回したりする活動は、方向性の課題として有効です。

また、輪になって立った姿勢で、ロープを持ったまま移動することもできます。「前・前」と言いながら輪の中央に集まったり、「後ろ・後ろ」でロープがピンと張るまで広がったりします。

mov5.JPG

 

セミナーや研修で私がよく紹介するのは、二人組で常に横に並んで移動する場合と、向かい合った関係や背中合わせの関係を保ったままで移動する場合の違いを体験する活動です。

kuukan004.jpg


 例えば、上の図だと、共同空間においては、二人一緒に移動していますが、向かい合った場合や背中合わせの場合では、動いた軌跡に対して、自分自身の身体を軸にした方向性は逆のものになります。
 フープやロープの輪の中に3人、4人と入って行うと、もっと複雑になります。

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 このような基本のワークを活用して、子ども達が、楽しみながら空間を意識して動く体験ができるように、海底冒険のプログラムはつくられています。

 ダンスムーブメントでは、まずは円になって座ったまま、手を前に出したり上に上げたりして、自分の身体を軸に方向性を確認します。

 次に、立ち上がってみんなで輪になって、サークルダンスを楽しみながら、全体で前に後ろに、右に左に・・・と動きます。 

IMG_0167.jpg IMG_0178.jpg

 このとき、ひとつのパターンとして「右・右・右・右/左・左・左・左/前・前/後ろ・後ろ・後ろ・後ろ〜/前〜」という動きを繰り返し体験しておきます。

 そして、イタズラなサメを追い払うために、みんなで大きな魚になろう!というシーンでは、ロープやスカーフの輪の中に全員が入り、皆で、「右・右・右・右/左・左・左・左/前・前/後ろ・後ろ・後ろ・後ろ〜/前〜」という声をかけながら動きます。

IMG_0200.jpg IMG_0201.jpg

 例えば、このとき、輪の後方で後ろ向きにロープを持っている人は、全体が前に進むとき、自分は後ろに進むことになりますね・・・。 大人にもちょっとチャレンジングな課題ですね♪

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book_dance.jpg
特別支援教育・体育に活かすダンスムーブメント
〜「共創力」を育み合うムーブメント教育の理論と実際〜

大橋さつき著 明治図書出版

第3章 ダンスムーブメント実践のための基本ワーク
1.自分の身体でできることを知ろう
(1)空間を意識して動いてみよう 

より一部引用

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