Satsuki Laboratory's blog

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ようこそ♪
和光大学現代人間学部身体環境共生学科大橋さつき研究室の活動報告ブログです。

「ムーブメント教育・療法」や「ダンスパフォーマンスプロジェクトMerryZome(メリーゾム)」、
研究室、ゼミ生の活動をお伝えしています。

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  和光親子ムーブメント教室の終盤は、パラシュート遊具を活用した遊びを行います。先日の教室であらためてパラシュート遊具の魅力を感じました。今日は、パラシュート遊具の活用方法について少しお伝えします…。

 パラシュートは、床に広がって置かれるそれだけで、私達の気持ちを誘い、ファンタジーの世界を演出します。パラシュートに空気をはらませ、天蓋を作るために、みんな一緒に協力し社会性を育むことができます。また、子どもは、腕を動かしリズムをとって、自分がどのようにすれば、そこに参加でき、形ができるのかを自然と判断するようになります。そこには、成功と達成感を共に分かち合う喜びに溢れています。

 また、パラシュートを上下させたり、回転させたり、揺らしたりしているときに、下にもぐると、鮮やかなパラシュートの色を視覚的に楽しんだり、風圧を感じたりできます。パラシュートの下に風船を入れると、風圧で風船が舞い上がり、ファンタジックな風景をつくります。大きく上下して風圧が強いと感じるときは、中央に大人が入り、子どもに強い圧がかからないように支えとなると安心です。

 

 そして、楽しい「揺れ」の感覚遊びのために、パラシュートの上に子どもを乗せてあげるのも代表的な使い方です。大人は最初ゆっくり交互に引っ張り合い、パラシュートの横揺れに慣れてきたら、グルグルと回転の揺れをとりいれます。子どもの実態や興味・関心に応じて、勢いよく滑らせて、前後・左右・回転などの変化をつけ、「前庭感覚」刺激を与えます。子どもは、姿勢を保持しようとしたり、バランスを取りながら転げ回ったりして、身体意識を高めていきます。ダイナミックな揺れでトランポリンのように弾んで楽しむこともできます。前庭感覚は、重力方向や加速度に対する感覚で、その受容器は内耳の前庭迷路に位置しています。子どもは不安定な姿勢に対して絶えず平衡を保ち、また身体の位置感覚を抗重力姿勢に保とうとして姿勢と運動の制御のもとで生活しています。つまり前庭感覚の刺激は、動きに伴う揺れの感覚刺激であり、この刺激が自然に体験できたときに、身体の「快反応」を引き出すと考えられています。身近なもので考えると、例えば、高い高いは上下に加速する刺激、ブランコは前後の揺れ、ハンモックは左右の揺れ、抱っこやおんぶもママの姿勢で様々に刺激が変わる万能の遊び活動ですが、パラシュートムーブメントでは、回転や加速などの要素も加えてさらにダイナミックな刺激を創り出すことができます。そして、何よりパラシュートを動かしているのはたくさんの仲間達…、その笑顔や笑い声、歌声が魅力的な環境としてそこに必ずあるのです…

 それから、紙吹雪をパラシュートの上に乗せると、雪や桜をイメージの世界を演出することができます。プログラムのラストにこの活動を取り入れると、ファンタジックな 展開を生み感動的な場面となります。子ども達にはパラシュートの下に入ってもらって、パラシュートを上下を数回繰り返したあと、「うえー、したー、うえー」でタイミングを合わせて、一人だけがパラシュートを引っ張り、他の人は手を離します。そうすると、宙に舞っていた紙吹雪が子ども達の頭上に降ってき て盛り上がります。



小林芳文・大橋さつき共著

 遊びの場づくりに役立つムーブメント教育・療法
  笑顔が笑顔をよぶ子ども・子育て支援
「蕎蓮,海譴世韻話里辰討きたい!遊びの場づくりに活かすムーブメント・ツール 2.ムーブメント遊具の活用 」より一部転用

  明治図書ONLINE 
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