Satsuki Laboratory's blog

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ようこそ♪
和光大学現代人間学部身体環境共生学科大橋さつき研究室の活動報告ブログです。

「ムーブメント教育・療法」や「ダンスパフォーマンスプロジェクトMerryZome(メリーゾム)」、
研究室、ゼミ生の活動をお伝えしています。

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〒195-8585 東京都町田市金井町2160
和光大学現代人間学部身体環境共生学科
大橋さつき研究室  (G棟3階313)
Tel : 044-989-7777 +4313
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  • 遊びを生み出すアセスメント〜MEPA-Rの活用〜
    大橋さつき (01/16)
  • 遊びを生み出すアセスメント〜MEPA-Rの活用〜
    狩野和哉 (01/16)
  • 七夕の世界で遊ぼう!〜岡上こども文化センター親子ムーブメント出戻り版〜
    さ (08/14)
  • 七夕の世界で遊ぼう!〜岡上こども文化センター親子ムーブメント出戻り版〜
    虹の子の森 (08/14)
  • 遊び種〜たんぽっぽ〜 「学生ボランティア団体」表彰式のご報告
    さ (02/22)
  • 遊び種〜たんぽっぽ〜 「学生ボランティア団体」表彰式のご報告
    森正人 (02/22)
  • 森の探険〜公立保育園を拠点とした子育て支援としての遊び活動〜
    さつき (10/10)
  • 森の探険〜公立保育園を拠点とした子育て支援としての遊び活動〜
    重松 (10/10)
  • 遊びがいっぱいの大きな家(乳児院での遊び活動支援)
    さつき (07/17)
  • 遊びがいっぱいの大きな家(乳児院での遊び活動支援)
    虹の子の森 (07/16)

久々に、「子育て=親育て(母親として考えたこと)」のカテゴリーの記事を書きますおじぎ

現実逃避でつぶやくこともできなかったのですが…、
実は…、先月末に長男Qの小学校のPTAの「くじ」に当たってしまい、ある部会の代表をやることになりました。
3歳未満の子どもがいる場合は免除だったので今年度初めてくじ引きの対象に入ったのですが、まさかの大当たり…!! マジで汗
「お仕事されていることは、辞退の理由にはなりませんので…」と言われましたが、集まりは、基本平日午前中…。
どうしたらいいのぉぉぉ〜…と泣きそうでしたが、一緒にくじにあたってしまったお二人がとてもいい方たちで、分担し合っていきましょうと励ましてもらい、どうにかやり始めたところです…汗

これまで、長男Qの小学校不適応への対応で精一杯で余裕はなく、PTAについては、どんな小さなお仕事でも念力集中ジャンケンポイ!で切り抜けて逃げてきた私でしたので、全てが未知の世界…!!
「人生勉強と思ってQのためにがんばらんば〜がんばれ」との長崎の母の言葉どおり、無知で無関心だった自分を反省しつつ、新しい出逢いに感謝して務めております…ぺこり

しかし、知れば知るほど、PTAという制度は、母親が全員専業主婦であることを前提に考えられているんだなぁ〜と感じることが多いです。
原則としては「任意」加入ですし、地域や学校によって色々と差があるのかもしれませんが…、基本的に、母親が子育ての一部として担い合う「無償労働」…だと思います。

少し前に読んだお隣の学科の竹信三恵子先生の本本(「家事労働ハラスメント―生きづらさの根にあるもの」)の内容を繰り返し思い出しています。

働くママがしんどいのも、専業主婦の経済的自立がしにくいのも、家事、育児、介護といった「見えない労働」が、外で働く「生産労働」より低く見られ、女性はそれらを無償で提供されることを強いられるからなのだ…、

ワーク・ライフ・バランス政策の根幹は、家事労働の再分配にある。ワーク(賃労働)とライフ(無償労働)の二つの領域のバランスをとるということ…、

女性にとっては読んでいて途中でちょっとシンドクなるくらい、「日本の女性の生きづらさの根」を浮き彫りにした本です。

働きづらさ、育てにくさ、生きづらさ…、
急速な少子高齢化、核家族化の中で、日本の社会全体が、既に個人の努力では解決できない負のスパイラルに陥っているのでしょうか…。

*****
これまで、15年程、ムーブメント教育・療法の実践を通して多くの子どもたちとその家族に出逢ってきました。
その間に私自身も二人の息子の母親になり、子育てに奮闘する中、見えてくるものが少しずつ変わってきました。

障がい児支援、子育て支援、そして、東北支援の現場でも、子どもの育ちを支えるには、家族を丸ごと支える必要があること、特に、日本の現状では、家族支援=母親支援であることを強く認識しています。

その想いで活動を展開する中、ママたちの笑顔に触れ私自身もハッピーな気持ちになることは何度もあります。繰り返し活動していると、大人たちの意識が「私の子」から「私たちの子」に変化していく様子も解り、小さな活動ながら可能性を感じます。でも、同時に、一時の活動にできることの限界を感じることも多くあります。

*****

アベノミクスは、「女性の活用」を唱えました…。

女性のキャリアについて大きな論争を起こしたシェリル・サンドバーグの「LEAN IN」本 も、全世界で150万部突破!映画化決定!…だそうです。
「シェリルはスーパーウーマンすぎて真似できない」という声もありますが、男性にとっても、一緒に働く女性のこと、パートナーのことを考える契機となる本であることは間違いありません。

多様な働き方を示す「ダイバーシティ」とういう言葉もありますが、女性が「ライフ」を充実させて「ワーク」するためには、当然、産休・育休・時短・在宅勤務・直行直帰等々…、多様な働き方を実現させる必要があります。

地域コミュニティ、家庭、職場で女性が直面する状況を包括的に捉えて、男女ともに、働き方、生き方を大きく変えていかないといけない時にきているのかもしれません…。

女性だけの問題ではなく、女性の多様な働き方をマネジメントしていくことで、実は、男性をも巻き込んで、性別、年齢、障がい…等、様々な違いを個性としてとらえ、各自のストレングス(好きなこと、得意なこと)を活かすダイバーシティ時代のマネジメントが目指すべき姿…が見えてくるのではないかと思います。

様々な違いのある人々が多様な生き方を真に自分の意志で選択できる自由、その多様性を互いに認め合うことのできる共同体としてのゆとり…、「私は私」と「私は私たち」のハッピーを共に満たしていく「場」を共に創り合う充実感…。
理想論かもしれませんが、ムーブメント活動でいつも大切にしているこの世界観が、日常に実現すれば…と願います。

******
自分の日常を振り返ると、私の人生に「子育て」が加わってから、ずっと、毎日毎日をバタバタとただ懸命に過ごしているだけで、ちっとも効率良くできるようになっていません…汗
子どもたちの成長と共に状況は更新されるわけで、何かに慣れてきたころには、(今回のPTAのように…)また新たな課題が生じます。正直、くたくたで、その都度に「子育てと仕事の両立」について悩み続けています…とほほ悩む

でも、私にとっての子育ての醍醐味は、巻き込まれるように、自分一人では出逢えなかった世界を知り、それまでの私には見つけられなかった人生を生きている…と思えることでもあるのかもしれません。

息子たちが夢中になっているものに興味がわきます…。
誘われなくても、一緒にやってみたくなります…。
頼まれると、ついつい張りきってしまいます…。
(…というわけで、次男Callの「ママお願いちゅちゅ」攻撃を受け、料理下手な自分には絶対無理!とずっと思ってきた「キャラ弁」というものに初めて挑みました…笑



 
子育ては決して楽(ラク)なことではありませんが、人生を豊かにできる楽しい体験です。毎日、忘れないようにしたいです…。
職場でも、いつまでたっても愚痴ってばかりですが…、もっと楽しく働きたいな…と思います。
「ワーク」と「ライフ」を共にハッピーにできるように、まずは自分の足元から一つずつ工夫していきたいな〜と思います。

久々にママモードで長くなりました顔
最後まで読んでくださりありがとうございましたheart
皆様、よい休日をお過ごしください〜♪

 現在、クリエイティブムーブメントに関する論文執筆中・・・。
 ・・・「創造性」についてあらためて資料を集め、考えています・・・。

 論文の仕上がりは、まだまだですが、私も母親モードへ切り替えでちょっと一息で、一つ紹介・・・。

 詩人の谷川俊太郎氏が、テレビのインタビューのなかで、「日本の教育と創造性」について、「あなたにとって創造性とは何ですか」と質問された時、「ものごとに『飽きる力』」と即答したのだそうです。

 そして、次に「学びとは何ですか」と質問されて、すかさず『模倣』と答えて、「真似ぶ」という大和言葉の意味を説明したところ、

 「模倣と創造とは対局ではないか」と反問され、「素晴らしいものは何度模倣したって飽きないでしょう。モーツァルトは数え切れないほど演奏されてきたけれど、いまだに飽きないじゃないですか」と言い切ったのだと・・・。
         (−『身体のダイアローグ』佐藤学対談集,太郎次郎社)

 「飽きる」という言葉は、集中力や持続力のない否定的な態度を表すときに使われることが多いですよね。

 でも、どんなに新しいことであっても、飽きてしまうから次の新しいことを考える。創造力の源である・・・。そして、逆に、究極の創造物は何度繰り返されても飽きないものである・・・と。

 そう考えると、「創造力」とは、無から何か生み出して完結する力というより、常に次へ次へと展開し続ける力なのかと・・・。

 うちの長男は、親も驚く程に、究極に「飽きっぽい」のです・・・。つまんな〜い、もうやりたくな〜いってあからさまに態度に出します・・・
 でも、「集中力がない」のかと言われれば、決してそんなことはなく・・・、没頭して何かに取組むと本当に何も聞こえなくなるくらい繰り返しやることもあるのです・・・。

 多分、「がっこう」では、提供されることに「熱心に一所懸命取組むこと」が求められて、「飽きること」は、その対局にあって、推奨されないのだと思います。

 でも、多種多様の情報や選択肢がある中で主体的な生き方を求められる現代において、「飽きる力」と「模倣する力」の両方をバランス良く育んでいける環境が大事かな〜と。

 長男の飽きっぽさも大事な長所として、もう少し守ってあげてたいな〜と思うことができます


 一年近くかけて少しずつ増築が続いてきた段ボールハウス・・・。そろそろ、撤去に向けて交渉に入ります・・・

 長男Qが3歳位のころ、「ムーブメント大好き、パラシュート乗りたい!だけど、ママが先生(リーダー)のときは、嫌なんだ!行きたくない!」とはっきり言葉で反発するようになった時から、いよいよ、私の迷いは明確になりました。

 次男がまだ0歳のときに、「HAPPY!ママライフ」というタイトルの講座の一部としてムーブメント教室を担当したときには、 そのために、いつもより早くから保育所に息子達を預けて遠出する私のママライフの方はHAPPYなのだろうか・・・と矛盾する気持ちにもなりました。
 
 子育て中だから感じることや子育て中だから伝えたいと思うことと自分の仕事が結びつくことは、やはりHAPPYなのかもしれない、子どものためにも、自分のためにも「笑顔」で過ごせる工夫を重ねていかねばと思い、ここまできましたが…、

子どもの成長とともに子育ての環境も変化して新しい問題が発生するわけで…、ぐぐぐぐぅ〜

 未だに、自分自身が子育てに迷い迷いの頼りない毎日の中で、子育て支援とか障がい児支援とか、他のご家庭のお子さんの育ちに関わって仕事をするようになってしまっている現状にもさらに悩みが膨らむばかりです… 

 なので、サバティカルの研究調査で多くの保育士さんやムーブメント団体のリーダーの先生方とお話できるようになり、ついつい、先輩ママとして、どうやって子育てと子どもに直接関わるお仕事を両立されてきたのですか?と質問してばかりいます。

 もちろん、子どもに直接関わらない仕事だって、専業主婦の方だって、子育ての苦労はそれぞれに大変で、単純に比較できるものではないと思います。

 ただ、今は自分自身が当事者として、「子育て中の母親が子どもの育成に関わる仕事に従事すること」…について、母親自身の意識とかうまく両立できた要因とか知りたいな〜と、インタビューしてしまって、すっかり、サバティカル研究中の裏テーマのようになっています…

 ある若い保育士の先生が、産休明けで乳児クラスを担当しています。自分のお子さんとまさに同じ頃の園児のお世話をするとき、切ない気持ちになりませんか?と聞くと、きっぱりと「いいえ、全然!」と笑顔で答えてくださいました。

 自分でも初めての出産・子育てで最初は心配だったけれど、仕事に戻ると気持ちがすぱっと切り替わるんだと…。

 そして、自分が子どもを預ける立場になって益々担当する園児達がお母さんとは一緒じゃないけど園での時間が幸せだな〜って思えるように充実させてあげたい!と仕事に対するやる気が増したと…と答えてくださいました。

 自分のお子さんと居る時間は逆に100%母親の気持ちだそうです。若いのに、「プロ」なんだな〜と感心しました。

 そんなお話を聞くと、私自身は、仕事も母親業も結局中途半端だからダメなんだな〜と、正直、落ち込んでしまったのですが、

 「学校卒業しても、成人しても、嫁にやっても、いっちょん、終わりのこん、『かぁちゃんは死ぬまでかぁちゃんばい!』」と呆れた声で、延々と手のかかる長女のことを心配する長崎の母の言葉に、私もとにかく私のペースで「かぁちゃん」やるっきゃない…と覚悟を決めるのでありました…。
 
 ムーブメント活動が充実しているとき、親子の組み合わせがよく解らなくなるときがあります。

 それは、全ての大人が一人一人の子どもを大事にしているからです。特に最近の都会では稀な光景なのかもしれません…。

 「私の子」だけじゃなくて、「私達の子」と感じることができる場がたくさん増えればいいな〜と思います…。
 先週末、体調崩して小学校休んでしまった長男Qが夕方元気になってきて、研修先に持って行くムーブメント遊具を取りに行かねばならなかったので、子連れで大学へ・・・。

 かわ道楽の最年少参加記録を持つ(?)Qは、大学に来ると必ず水槽が観たいと言います。

 そこで 私としては、ちょっと子どもを預けてささっと用事を済ませてくる軽い気持ちで、地域・流域共生センターの小さな水族館へ送り込んだわけです。

 しかし、共生センターのスタッフさんや学生さんに説明してもらいながら、本人はかなり真剣に、絵を描いたり、写真を撮ったり、集中して観察したようです。

 Qが写真を撮ろうと近づくと、クサガメが寄ってきて、首をにゅーっと出してバタバタと足を動かし・・・、うぅ、なんだなんだ・・・とびびっている母の横で、「カメかわいい〜!ママ〜、カメ飼いたい〜!」と叫ぶ我が子・・・。う〜〜〜。
  
 
 今のところ、メダカで我慢してもらっていますが、今週の図工の時間には、ついに、カメを創って帰ってきました・・・。う〜〜〜。


 男の子の母親になったことで確実に広がった私の世界は、今までちっとも興味がなかった、虫とか魚とか・・・、身近な自然との関わりです。

 最初のころ、かわ道楽の学生さん達が好きな魚や虫を紹介したり、触ってみる?と誘ってみたりして、生き物達を媒介にして、子どもと触れ合う姿も新鮮に映りました。

 正面切って向かい合うより、同じものを見つめて繋がる関係も気持ちがいいな・・・と。遊び活動を専門にしていると、ついつい、子どもを全身で受け止めることと自分の全身を押しつけて相手に当たっていくことを取り違えてしまいますから・・・。

 昨年度は、お隣の堂前先生にもお手伝いいただいて、かわ道楽の学生さん達に、日頃ムーブメント教室に参加されている親子のみなさんを対象に、かわ遊びの企画運営をお願いしました。(活動の報告はコチラ

 障がいのある子もない子も大人も子どもも目の前に広がるかわや生き物に夢中で、でも説明も良く聞いて事故も無く、各々に没頭してかわ遊びに取り組んでいました。

「自然」という環境を介することで遊びの時空間をすんなり共有できることにあらためて気づきました。

 
 そんなことを考えると、なんだか、ムーブメント遊具による環境づくりと似ているな、やっぱり、「環境の力」だとも思います。

 直接には手をつなぐことが苦手なお友達同士でも初めての人達でも、ロープやパラシュートが出てくると自然に一つの輪になります・・・。

 今、研究の一環として保育士さん達を対象とした研修プログラムを展開していますが、遊具が「環境」であるというをあらためて強く感じています。

 研修の現場での気づきも、またこのブログでご報告しますね・・・

 お腹にくる風邪が流行っているようです。皆さん、お元気ですか?
 
 先週 うちの息子達は、ノロウィルスにやられました・・・。
 長男Qは嘔吐がひどく、次男Callは食欲は落ちないものの下痢が続き・・・で、大変でした。

 まぁ、子どもの病気によるプチパニック現象は、年に何回かは覚悟しているのですが、今回は色々と締切りを過ぎて抱えていた仕事が多いときで影響が大きく、数日休んだあと出勤したらば怒濤のような毎日で、笑うしかないって感じです。

 本当に追い詰められると私は笑うタイプの人間なんだな・・・って気づきました・・・

 けれど、久しぶりに病気のせいで、息子達にぴったり付き添い、まる一日彼らのペースで遊ぶだけの日を数日過ごし、へぇ、今、そんなことに興味があるのかとか、こんなこともできるようになったのか、この遊び楽しいなぁ〜とあらためて気づくこともあって、忙しさの中で見失っていた感覚に、気づかせてもらいました。

 今、(遅れている仕事の一つではありますが・・・シンポジウム「子どもを育む『わ』の心」の記録原稿をまとめています。
  (*後日追記:シンポジウムの記録はコチラから)

 花柳和先生、竹内麗子先生、そして、小林芳文先生の3人の方のお話に共通しているのは、子どもを健やかに育んでいくために、私達大人がやるべきことは、子どもと一緒に「遊ぶ」こと、子どものいい遊び相手になってやることだろうというという見解です。

rps20111211_201938_198.jpg そういえば、 今月初旬は、身パフォの発表会がおかげさまで無事終了しましたが、そのために、長崎から母が助っ人で来てくれていました。

 息子達はばぁばが大好き!最高の遊び相手なので、母がくると元気にテンションが高くなります。
 
 母が戻る前日に自宅近くの公園で都会に珍しく木登りをしている小学生が2人・・・、「へぇ〜、木登りなんてする子がいるんだ・・・」と私がつぶやいているうちに、「Qも登りたいの?おいで!行こう!」とばぁばとQは走って行ってしまいました。
 
 へっぴり腰のQですが、ドキドキハラハラ没頭した表情を見せながら楽しんでいました。そして、母もキャーキャー言って、これまた楽しそうで・・・。

 ベビーカーにのったCallも足はバタバタさせて興奮して見ていました。

 私だけだったなら、きっと、お話しながら通り過ぎるだけの風景が、ばぁばのおかげでQにとっては貴重な体験になったのだと思うと、やはり、人も環境・・・と強く思いました。

 そして、自分自身にもっと子どもと遊ぶ時間、体力、心の余裕・・・が必要だなと反省しました。

 母は、自分だって、「おばあちゃん」になったからで、誰だって母親のときは余裕がないもんだ・・・とも言ってくれたので、「おばあちゃんの子育て参加」について考えたことを思い出しました。

 けれど、いやいや、ちょっと思い出してみるだけで、母親時代の彼女が私や私の妹弟、いとこ、友人達まで皆まとめて、とことん一緒に遊んでくれたという幼少期の記憶がいくつも出てきました。

 それも、遊び方を教えてやろうとか、遊ぶ場を確保してやろうとか、見守ってやろうとか、そんな構え方ではなくて、とことん、一緒に遊んでくれていたのだと思います。昔も今も、かけひきのない態度で子どもと遊ぶだけに専念できる大人なのだと思います。


 木登りしてみたい!と感じた瞬間に、一緒に心躍らせ挑戦してくれる、そして、「楽しかったね〜、またやろう!」と共感してくれる、そんな母に育ててもらって、私の今があるのだろうと思い、有り難いと思いました。

 そして、一時、大病して死にかけたあの母がその後生まれたQとこうして木登りを楽しんでいる姿に、いのちの不思議を感じました。
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 母親として、息子達と遊びを共有できるのも今この数年・・・、限りがあるということも真剣に考えるようにもなりました。

 遊びについて色々考えて、教えているうちに、専門バカにならないように、まずは、母親として子ども達のよき遊び相手になり、どっぷり、遊んでもらわねば・・・と思います。
 
 コドモトアソベ・・・、母親としてもムーブメントリーダーとしても、あらためて、まずは、そこから・・・。いつも、そこから・・・。

  最近始まったことではないのですが、締め切りに追われて仕事してばかりで・・・、いや、さらには、過ぎた締め切り達が待ち伏せていて八方塞がりな感じです・・・!?

 強く想うこと、考え続けていること、伝えたいこと・・・はたくさんあるのですが、なかなかそれを伝え表現するために集中できる時間がなく、理想と現実のあまりの差に自己嫌悪してしまいます。

  最近痛感するのですが、私は、細切れの時間で仕事をすることがかなり苦手のようです。たとえば、同じ2時間でも、2時間続けて集中して取り組めることと、15分×8回で取り組むことは誰にとっても違うと感じるでしょうが、私はその差がかなりあるようです。

 集中して考えたり、書いたりしたいときに、それらを細切れにされること自体がストレスでもあります。しかし、現実には、子育て中の身、物事に優先順位をつけて、やるべきことをやるべきときにやる・・・これが鉄則だと思います・・・。

 なんとかこの問題を克服しなければなりません。
 
 そして、ブログも下書きどまりで、こうやって、時々どばっと吐き出すように更新するのは、よくありません。細切れでもつぶやきでも、随時に吐き出した方がいい・・・のですね、きっと。

 スティーブ・ジョブズの死であまりにも有名になってしまった、スタンフォード大学での彼のスピーチの一節・・・、

 「今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」。
その答えがいいえであることが長く続きすぎるたびに、私は何かを変える必要を悟った。


 私もきっと、これからのために、何かを変える必要があるのです・・・。

 と同時に、今やってしまっていることの価値は、未来の自分にしか解らないのだとも思います。自分自身のことを振り返っても、学生達を見ていてもそう思います。

 たとえもやもやと迷ったり失敗で終わっただけのようでも、一見堂々巡りや遠回りをしているだけのようでも、全力で取り組んだことなら、必ずいつかそのことが次の一歩の足場になるという実感もあります・・・。

rps20111128_145113.jpg どちらにしても、「時は命なり」と最近痛切に感じています・・・。

 次男のCallはもうすぐ1歳半・・・。
 今自分の「影」に夢中です。不思議で仕方がないようです。自分の影とは知らず・・・、理解できず、でも、なぜかつきまとう「何か」が自分と関係がありそうで・・・、興味津々・・・。
 長男のQは、来年小学校ですが、マイペース度は増すばかり・・・。ただいま、自宅に段ボールハウスを建設中です・・・。
 
 息子達を見習って、毎日を楽しみ、人生に恋していたいと思います・・・。




 

  震災から3ヶ月が経ちましたね・・・。

 3.11からのこの3ヶ月・・・あっという間なのか、長かったのか・・・、自分なりに振り返ってみようと思いましたが、なかなかまとまりません。

 未だ、不自由な生活を送られている方、大切な人や場を失った哀しみが癒えない方・・・のことを想うと、「普通」の生活をすっかり取り戻している自分がどんなに恵まれているか、「当たり前」の今日がどんなに有り難いことなのか解ります。

 でも、同時に「普通」の中で何かが鈍くなっていきそうで、漠然とただ戻ってはいけない、今何をなすべきか・・・感じ続けねば、考え続けねば・・・という焦燥感にも襲われます。

 震災によって私は自分が「母親」であることを強く認識しました。

 地震発生時に子ども達と離ればなれになっていて、職場から保育園に辿り着いて息子達を抱くまで生きた心地がしなかった経験が大きいかもしれません。

 もちろん、たくさんの方が同じ経験をしたのだとは思いますが、自分で驚くほどに、自分の子どもを守りたい・・・そのためだけに自分の力を注ぎたい・・・という衝動が強く、何もかも全部放り出して幼い息子達を連れて故郷長崎に戻りたいと思ったりもしました。

 もともと、仕事と子育ての両立に悩みつつだった自分のライフスタイルにも根本的な問いが発生し、なぜ働いているのか、ここ(大学)で何をしているのか、よく解らなくなってしまいました。

 4月になり、学生達とのかかわりやムーブメントの実践を通して、自分自身が「笑顔が笑顔を呼ぶ遊びの場」の力に救われる体験をし、「生き方」や「暮らし方」についてあらためて考えざるえない今だからこそ、様々な暮らしの中で「衣・食・住」の次になってしまいがちな「遊び活動」の意義を問い直したい・・・と思うようになりました。

 ダンスや舞台活動もムーブメントもゼミでの色々な取り組みも私が今まで和光の学生達と一緒にやってきたことは「真剣に遊ぶこと」です。

 そして、自分達で創った遊びの場のエネルギーによって関わった人間が元気になるという好循環に魅せられたり救われたりしてきました。

 生きるために「衣・食・住」は大事!でも、「遊ぶこと」も同じくらい、いや、時にはそれ以上に大事!
 

 「あそびのちからは いのちのちから」 ・・・現在取り組んでいる研究プロジェクトのテーマです。
 何かが“大きく”変わる時なのだと思います。気負わずゆっくりと、でも、逃げ出さずに、今自分がなすべきことを考えて動きたいと思います。

 生かされている命に感謝して、小さくてもいいから、今自分にできることを・・・。

 あそぼう・・・


******
<追記>
 東北版あそびのちからはいのちのちから 活動中です・・・。
         ↓ 

  おかげさまで本日、次男坊Callが1歳の誕生日を迎えました
 薄々気づいてはいたのですが、どうも、うちの次男坊、「かなりのでぶ」らしく、御祝に頂いた服がことごとくパッツパツであります…
 
 Qが1歳の誕生日を迎えたときにある方に「ママも1歳おめでとう!」と言ってもらえたのがとても嬉しく心に残っていたので、Qに「Qちゃんもお兄ちゃん1歳おめでとう!」と言ったら、最初は???って顔だっだのですが、ちょっと考えて「そっか、ボク、こうちゃんが産まれたときに初めてお兄ちゃんになったんだよね!」って嬉しそうでした。

 神戸組、今年もAB用提出にむけて、作品タイトル、テーマ、構成・・・を考え、う〜んう〜んとうなっております。私は私自身を直に見ることができず、常に「他者の他者」として存在しているあたりに興味があるようです・・・。そんなテーマにしたら、作品創りながら、もっと悩むでしょうけど、なかなか面白そうです・・・。楽しみです。

 「いち、に、いちに、あんよがじょうず・・・」
 脱衣所からお風呂場まで小さく小さく16歩!
 ・・・兄弟、初めての共同作業です

 弟がいるから兄であり、兄がいるから弟であり・・・。

 私は常に誰かの他者であり・・・。
    あなたのおかげで私があります・・・。
 今朝は、川崎市教育委員会からの依頼を受け、麻生区市民館で、家庭・地域教育学級「HAPPY!ママライフ」の講師を担当しました。

 2,3歳児の親子を対象としたムーブメント教室の実践を行いました。

 震災からずっと考えきたことですが、あらためて、親の「笑顔」の大事さを感じました。

 正直なところ、「HAPPY!ママライフ」のために、寝ぼけたままの5歳の長男Qと鼻水垂らした次男0歳Callをいつもより早くから保育所に預けて遠出する私のママライフの方はHAPPYなのだろうか・・・と一瞬矛盾する気持ちにもなりましたが、

 子育て中だから感じることや子育て中だから伝えたいと思うことと自分の仕事が結びつくことは、やはりHAPPYなのかもしれません。子どものためにも、自分のためにも「笑顔」で過ごせる工夫を重ねていかねばと思います
 木曜の夜からCallが発熱・・・。インフルエンザに罹ってしまいました・・・

年明けに突発性発疹をやったばかりで、再びの高熱・・・。40度近くまで上がり、さすがに心配しましたが、無事回復に向かっております・・・。

しかし、先月にはQ兄ちゃんの方がノロウィルスにやられ点滴するほどでしたし、ここのところ、まともに仕事できた週はなく、慢性的プチパニック状態(!?)・・・です。

 子どもの急な病気で仕事をキャンセルしてご迷惑をおかけする経験を重ねると、時間と場所が限定された約束をすることにどうしても億劫になってしまいます。

 ついつい、対外的なお仕事もできるだけ減らそうとしてしまいます・・・。

 ちょうどそんな気持ちが増していたときに、ある施設の方から、職員研修としてムーブメント教育・療法の実践をやってほしいとののご連絡をいただき、お役に立つようならうかがいたいが、子どもが病気して行けなくなるかもしれない・・・とモヤモヤと弱気な気持ちでお返事をしてしまいました。

 もしそうなったら延期してもらってかまわないから引き受けてほしい・・・と言っていただき、構え方を変えるだけで、もっとうまくやっていけるのかもしれないと思ったりもしました。

 「なまもの」である子ども達の存在は、中途半端な私の完璧主義を打ちのめし、臨機応変な生き方に変えてくれているように思います。(ただ、楽観的になってきているだけかも・・!?)

 ・・・人は思った通りになんかならない、あたりまえの日なんて一日もない、唯一の「いま」と誰かと創っている「場」を懸命に楽しみたい・・・と。

 同僚の方々にも学生達にも多くの方にご迷惑をかけていますが、子育て中だから感じる何かを活かして働いていきたいと思います。

 
 さて、今週末に迫りました、 和光大学総合文化研究所「あそびのわわわプロジェクト」主催のムーブメント教室、「さがそう!つくろう!自分だけのたからものポンチョ!」の準備が進んでいます。

 プログラムリーダー、ゲンちゃんの妄想かと思われた遊び場が、膨大な量の段ボールにより実現しようとしています。(先週は、延々と段ボールを運び込み、加工する作業が続き、たぶん、学生達はしばらく段ボールを見たくなくなっているでしょう・・・

 今回のプログラムのテーマは、「探す・創る・愛でる」!!、・・・「愛でる」ってのがいいでしょう!?

   
 遊びの活動の中で子ども達が創ったオリジナルポンチョが、さらにすてきな光の世界を創り出します・・・。

 あんまり、ネタばらしするとよくないので、このへんで・・・。
 当日は子ども達、お母さんお父さん達の笑顔がたくさん見られますように・・・

 熱が下がってようやく機嫌がよくなったCallと弟の夜泣きですっかり寝不足のQも一緒に、ただいま午前寝しています。

 仕事に戻ったときのことを考えるとブルブルしてしまいますが、息子達二人の幸せそうな寝顔を見ていると、いつもと違う時間の流れ方に身を置くのもいいものかも・・・と感じます。

 仕事と子育ての両立は、きっとずっと答えがなく「模索中」なのだと思うけれど、自分のためにも家族のためにも学生達のためにも笑顔でいたいな、自分が笑っていられるように、何かを「愛でる」時間を大事にしたいなって思います。